2026年度夏に予定されているおしょろ丸による北極航海実習に先立ち、事前準備の一環として海洋資源学科による船上実習が実施されました。本航海では、函館湾から釧路沖にかけて観測を行い、津軽海峡を通じて流入する対馬暖流および、北海道北部から函館沖へと南下する寒流である親潮の冬季における分布を確認することを目的としました。
本実習には、上野分野副主任、松野准教授を含む教員、さらにタイのカセサート大学水産学部の学生および教員、おしょろ丸北極航海に参加予定の孫恩愛特任助教をはじめ、北極航海公開実習生、北海道大学水産学部の学生が参加しました。
実習は2月25日から3月4日までの期間で行われ、学生たちは実際の海洋観測で使用される観測機器の操作方法、溶存酸素およびクロロフィルaの測定方法、船上生活の基本的な規則などを学びました。
実習の最後には、航海中に取得したデータを用いて、2月末における北海道南部海域の水塊特性について議論する発表会が行われました。
海中からくみ上げた海水を分析用小瓶に取り分ける様子
クロロフィルa観測のために採取した海水のろ過処理をする様子
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